2018年3月31日土曜日

平成29年度も終わります

プログラム責任者の井上です。

 今日で平成29年度も終わりですね。
東京ではお花見も終わりそうですが、湯沢もさすがに街中の雪は無くなりましたが、まだゲレンデではスキーができます。桜が咲くのはあと2週間はかかると思います。

 さてみなさまはどんな一年だったでしょうか?
ススメの専攻医のみなさんも楽しかったこと、忙しかったこと、辛かったこと、勉強になったこと、色々あったと思います。専攻医のみなさん、今年度もこのブログにたくさん投稿していただきありがとうございました。

 来年度からは新専門医制度での総合診療研修が始まります。我々「地域医療のススメ」は東京北医療センター・区立台東病院・市立奈良病院の3つの基幹施設でプログラムを運営します。
 それぞれに新人が来ることになっていますので、新人の専攻医たちにも来年度から投稿してもらう予定です。

 来年度もよろしくお願いいたします。


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2018年2月27日火曜日

埼玉ポートフォリオ発表会 

久しぶりの投稿となりましたが、S3児玉です。現在は台東病院の総合診療科で研修中です。

さて、2月26日に埼玉県ポートフォリオ発表会に参加させていただいたので発表させていただきます。
会はどのようにPFの題材を見つけ、指導医としてサポートし、実際に書いていくのかというとことを指導医、専攻医でディスカッションするところから始まりました。

後半は専攻医からPFの事例提示で、BPS、チームネットワーク、業務改善のPFが提示されました。東埼玉病院の専攻医1年目の発表は秀逸で、刺激を受けました。私は湯沢町保健医療センターで経験した褥瘡の被覆材「オムツラップ」に関する業務改善の発表をさせていただきました。

どのプログラムもPF作成について困っているようです。そんな中ススメの年3回のミーティングとweb上の会議は結構イケているシステムなんだな、と感じました。

残り1年でPFを各ヒントをたくさん得つつ、自分たちが良い研修をできていることを再認識しました。



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2018年2月13日火曜日

冬ミーティングと与那国支援

地域のススメS2宮奈です。
 今年行われた冬ミーティングと与那国支援につきまして簡単ではありますが報告させていただこうと思います。

・冬ミーティング
 担当患者さんの急変対応があったため、1日目は最後のセッションのアドバンスケアプランニングしか参加できませんでした。このセッションは「もしバナ」ゲームを使って行われました。「もしバナ」ゲームとは、人生の最後にどう在りたいかという難しい話題を、ゲームを通して皆で考えたり話したりするゲームです。家族や友人との相互理解を深めるきっかけとなるよいツールであると思いました。
 2日目は各自ポートフォリオを提出し、グループ毎にそれぞれのポートフォリオについて話し合いました。自分にはなかった様々な考え方や視点などを勉強させていただき、これからのポートフォリオの作成や日々の診療に役立つ内容であったと思います。

・与那国支援
 2月上旬1週間の勤務でした。私は普段主に総合診療科で研修させていただいており、内科的疾患のある患者さんを多く担当しております。今回地域の診療所で仕事をさせていただくことを通して、整形外科の知識が足りないことを痛感しました。東京に戻ってきて再度教科書を開いているところです。また診療所では、特に具合は悪くないけれど、不安があるので話しだけしに来たとおっしゃる年配の方が3人程いらっしゃりました。話をしっかりお聞きし、不安を取り除くことも地域医療の大事な仕事の一つであると改めて感じております。

 まだまだ勉強が必要ですが、1歩1歩着実に進んでいこうと思います。


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2018年1月26日金曜日

-20度の夜

現在北海道のいけだ町にある十勝いけだ地域医療センターに勤務させていただいています。私は夫と子供と3人で4月からこの地に赴任してきました。帯広空港から1時間弱の所にあるこの場所に住み始めて早9ヶ月経ちましたがここで子育てができて良かったな、と改めて思っています。春夏秋冬に分けてこの1年の過ごし方を振り返ってみたいと思います。

春 正直どこにいっていいかわからず、あまり北海道を楽しめていませんでした。同期で同じように子持ち夫婦がいましたので2家族でどこかに遊びに行くことも多かったように思います。

夏 本州と違いカラッとした気候なので毎週のように公園に遊びに行っていました。北海道の公園は1つ1つの規模が大きくて、何haとあるものもザラです。公園内に湖があったり人工の川が流れていたり…中にはゴーカートがある公園だってあるんです!

秋 夫の両親と私の両親で旭川〜帯広区間を北海道旅行に行きました!こんな家族サービスができるのも北海道ならでは。

冬 正直ずーっと家にいます。でもかなり過ごしやすいです。北海道の家や施設はどこもかしこもあったかいので本州よりも寒いと感じている時間は少ないかもしれません笑
今度子供とソリ遊びをしに行こうと思っています。

こんな風にどんな季節でもたくさん楽しませてもらいました。北海道では道を走っていると家畜だとしても笑、牛や馬、羊などたくさんの動物がみれるので子供が動物好きになりました。そして男の子にとっては働く車の宝庫!移動時間が長くても外を見ていちいち感動しています。

十勝いけだ地域医療センターは職場としても最高ですが、子育て世代の私たちにとっては子育て環境としても最高でした!
子育て世代の皆さん!いけだに働きに来てください!働かなくてもドリカムとワインの池田町に遊びに来てください!

十勝いけだ地域医療センター  山田恵梨子







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2017年12月24日日曜日

本州のてっぺんから送ります。

本文
どうもご無沙汰しております。
今年10月から本州のてっぺんこと下北半島、東通村診療所で研修をさせていただいております、松本です。



 東通村は下北半島の北東部に位置する人口6700人くらいの寒村です。農業と漁業と原発が村の主な産業になります。この時期は出稼ぎに出ていたりします。
 





 そんな東通村唯一の医療機関が、東通村診療所になります。川原田先生、佐々木航先生に初期研修医が毎年20人ほど来る、そんな診療所です。


 皆さんもご存知かもしれませんが、医師住宅、研修医棟ともにとても素晴らしい建物です。この研修医棟を目当てに地域研修を選択される先生方もおられるとか。


 業務としては、外来診療に入院管理、訪問診療に老健の回診もしております。右の猫達は訪問したお宅で。



 その他村の健康祭りに参加したり、



村の特産品である蕎麦を楽しむ会に参加させていただいたり。



クリスマスイルミネーションもしっかりしていたりします。





恐山や三内丸山遺跡や白神山地、大間崎などといった観光地にも恵まれております。


遊んでばかりやんと言われそうですが、一応仕事はしっかりしているはず…です。


 後半は観光したよアピールになってしまいましたが…色々回る時間もいただける東通村で研修をされてはいかがでしょうか。







 
 乱筆乱文失礼します。

 地域医療のススメ 専攻医3年目 松本 幸一郎


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2017年10月16日月曜日

一足早い秋と冬

紅葉シーズン終わり
十勝いけだ地域医療センターで研修中の、ススメS2海永千怜(かいながちさと)です。
先週、北海道の山々は、初冠雪しました。まだ紅葉の彩りが鮮やかな時期ですが、山のほうでは白い雪が重なり、グラデーションがとても幻想的でした。今週いっぱいで北海道は紅葉のシーズンは過ぎ、厳しい冬の季節になります。朝の気温はすでにマイナスです。
大雪山系の初冠雪

十勝地方(十勝という具体的な町はなくて地方の呼び名です)は北海道でも最も面積の大きい支庁で、岐阜県よりちょっと大きい程度、なのだそうです。広大な農業王国であり、食料自給率は1,100%です!!人よりも圧倒的に牛の数が多いです。ちょっと近所のマルシェ(市場のような町のお祭り)に遊びに出かけたり、買い物や習い事、DVDレンタルに行く、子供の塾に行くというだけで、片道30-40kmの距離を車で気兼ねなく出かけてしまうような、スケールが大きいところです。

こちらの人たちの生活は、やはり自分が想像しえないものだと感じた話を、知り合った十勝管内の市町村の社会福祉士さんや訪問看護師さんから伺いました。入院中の高齢の患者さんが「退院したらクルマに乗らなきゃいけないから」と話す「クルマ」が、実はとてつもなく大きなトラクターで、運転するまでに垂直のはしごを何段か上らないといけないので、そのためのリハビリに専念した話。また、毎日外を眺め、テレビの天気予報をひたすら見て「退院日に雨にならないかどうか」の話をし続ける別の患者さんは、一見認知症になったのかと思われそうですが、実は家までの道が舗装されておらずいつもぬかるみで、雨が降ると外に出られないところに家があるので、天気はその日の生活を左右する一大事であったのだという話。地域の現状を知る方々からのお話は刺激になりました。

そして、そういう規模のところなので、たとえば、在宅医療の導入はどうしても敷居が高いのが現状のようです。しかし、地域包括ケアのためにがんばろうとしている地域の方がたくさんいること、病院の外だけでなく院内でも、患者さんが家にいるかのように環境配置やケアを心がけている方がたくさん働いています。

時間は限られていますが、私も研修しながら地域の方に役立てられるように、患者さんへの想像力をつけよう、と思いました。

最後に、小さな町が主催する祭りも規模がでかい!と思ったのがこちらです。池田町のワイン祭りにて提供されていた、、、牛の丸焼きです。美味しかったです。十勝の食べ物は何でも美味しいです。
これが6頭いた





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2017年9月28日木曜日

OHSU研修

ススメ3年目の呉です。7-8月にオレゴン健康科学大学OHSUで研修をしてきましたので、こちらのブログで共有したいと思います。
OHSUはアメリカ西海岸にあるオレゴン州最大都市であるポートランドにあります。今回はそちらのfamily medicineで2ヶ月間、都市部と僻地の病院・診療所を見学させていただきました。毎日がとても刺激的でしたが、中でも印象的だったことをいくつか挙げてみたいと思います。

・診療スタイル
基本的に外来受診は予約制で、日本のように外来待合室に人があふれているということはありませんでした。そのため一人にかける診察時間が長く、15-40分/人かけていました。診察終了時には”サマリー”を渡していて説明も十分にされている印象でした。

・予防/スクリーニング
日本では町や市が予防接種やがん検診の事業を行なっていますが、アメリカでは外来主治医がマネジメントしていました。またメンタルヘルスもしっかり行なっており、うつ病やアルコール依存のスクリーニングも定期的にされていました。

・ウィメンズヘルス
日本での産婦人科医に相当するのではないかと思うほどでした。診療所では妊婦検診やbirth controlを行い、病棟ではfamily medicineのチームでお産を行なっていました。特に驚いたのは避妊のうちのIUD留置をfamily medicineで行なっていることでした。ピルのように毎日服薬する必要がなく、向こうでは一般的にされているようです。

なんといっても今回の研修で一番有意義だったことはレジデントとの交流でした。日本でまずOHSUのレジデントや医学生と交流し、次に向こうで研修している姿を見ることができたのは大変貴重な体験でした。お互い同じfamily medicineのレジデントとして刺激し合えたと思います。
今回の学びや体験を活かし、また他のレジデントの先生方とも共有できればと思います。

 
 当直見学の時にみたポートランドの明け方

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