2013年3月28日木曜日

小学校でストレスの授業。いろいろな出会い。

岐阜県の揖斐川町春日診療所の太田浩です。
医師8年目、修了生です。
ちょっと楽しいことがありましたので、書いてみます。

先日、ストレスの授業を小学校でしました。
劇やグループワークを交えながら、行いました。
写真は、小学生仲良し3人組です。
担任の先生、看護師、看護学生です。
担任の先生に劇をしてもらうとけっこーうけます。

この授業では、出会いが生まれました。
看護学生さんと一緒にやったのですが、この小学校の卒業生なのです。
劇だけでなく、5分ほどストレスの体験談をしゃべってもらいました。
この小学校の地域性に沿った体験談です。
少人数の小中学校から、大人数の高校に行ったときのストレスと対処法。
春日の友達に相談して、うまく対応できたそうです。
春日の仲間を大事にしてほしいというメッセージもありました。
医師がしゃべるより伝わりますね。

 出会い、その2。
小学校の養護教諭は、30年前、春日の美束小学校に勤めていたのです。(今は、統合され、廃校です)
うちの看護師が小学校の時に保健室の先生だったのです。
養護教諭も看護師も女性で、結婚で名前は変わっていましたが、お互い覚えていたようです。
地域医療って、いいですね。

2013年3月16日土曜日

八重の桜  ワールドカップ

 お久しぶりです。磐梯町医療センターの長坂です。

 磐梯町に来てもうじき1年がたとうとしています。

 1階の窓と同じ高さまで積もっていた雪も溶けてきて、最近になりようやく庭の地面が見えてきました。今まで以上に春の訪れを実感しています。
 

 先日、隣町の猪苗代でワールドカップが行われました。
 ワールドカップと言ってももちろんサッカーではなくフリースタイルスキー モーグルのワールドカップでした。
 

 モーグルの日本人選手では里谷多英選手(引退セレモニーやってました)や上村愛子選手(決勝で惜しくも5位)など女子選手が有名なんですが、目の前で見てみると男子選手のスピードに圧倒されました。世界で一番スキーがうまい人の滑りを目の前で堪能することができました。



 NHKの大河ドラマでは会津を舞台とした「八重の桜」が始まっています。1月初旬には主人公新島八重を演じる綾瀬はるかさんも会津若松市にある大河ドラマ館に来ていました。大河ドラマ館の場所を間違え別の場所で待っていたため見られなかったことを思い出します。
 

 会津の冬は思っていた以上におもしろかったです。
 雪国の生活は初めてだったので、12月に大雪が降ったときには、どうなるのだろうかと不安になりました。しかし、住んでみれば何とかなるもので、すっかり雪国の生活にも慣れ、雪かたし(雪かき)でしっかり腰を痛めています。
 全く経験のなかった雪道の運転も事故なくこなしており、渋滞の先頭を走っていました。スタッドレスタイヤの性能はすごいですね。そして何より驚いたのは道路の除雪です。雪が降るたびに朝の暗いうちから除雪車が街中を走り道路を除雪していました。一度朝の6時半ぐらいに出かけなければならないことがあり、車が走れるのだろうかと心配しましたが、6時に外に出た時にはすでに除雪が終わっていました。役場の方が除雪してくれているようですが、本当におつかれさまでした。

 春の訪れをうれしく思うとともに少しさびしくもあります。長靴を履いて歩きづらい新雪の中を進んでいったことをなにか懐かしく感じています。

 大雪が降った後、誰も入っていない新雪を見ると妙な衝動にかられてしまいます。


 窓の高さまで積もった庭の新雪を見ていたときその衝動を抑えきれず・・・



 飛び込みました。

 

2013年3月6日水曜日

今年度最後の振り返りの会が開催されました


S3三浦です。地域医療のススメ、今年度最後の振り返りの会でした。
1年前と比べると振り返りの内容も大分変わってきて、みんな成長したなぁと感じました。
研修病院から島へ支援に行って改めて地域医療を感じたり、1年間通して同じ病院に居てみて様々気づくことがあったり、隣町との福祉の連携をはじめてみたりする振り返り。
また、島の一人診療所でのオンコールの孤独感との付き合い方とか、福祉の人達とどうやったら上手くコミュニケーション取れるかなんていう議論も出来て、非常に実のある1時間でした。

みなさん、一年間お疲れさまでした!
そしてチーフレジデントの並木くん ご苦労様でした!

ある日の振り返り

S3の横田です。
写真は久瀬診療所での振り返りの様子です。
現在久瀬診療所医学部2年生3人、5年生3人、6年生1人、1年目初期研修医1人、3年目後記研修医1名がそれぞれ1週間~2か月の実習・研修をしています。たくさんの研修生がいるのですが、これだけたくさんの人がいると、皆が1日何をしているのか共有をするのがなかなか難しくなります。そこで1日の終わりに皆で集まって振り返りをするのですが、その日の出来事、自分の気持ちを話し、参加者からのフィードバックを受けます。
 はじめはその日の出来事を話すだけで精一杯で、自分の気持ちを話したり、他人のフィードバックまでは難しいという研修生が、先に来ている研修医や先輩、上級医、指導医からフィードバックを受けるうちに、次第に自分の気持ちや、一緒に研修している仲間のことをよく見てフィードバックができるようになってきます。
たくさんの研修生がいることは時にちょっと大変なこともありますが、研修の初めと終わりで大きく成長する姿を見ると病みつきになったりもしています。

2013年3月4日月曜日

休日の散歩

S3横田です。
皆さんは休日はどのように過ごしていますか?
私は1月から揖斐に来て、現在は揖斐川町のもっとも山間部にある坂内診療所というところに週3回行っています。昨日は地元の有志主催の音楽祭があり、学生さん、家族と一緒に出掛けてみました。
 見慣れた顔がステージに立ち、ある人は沖縄三味線を、ある人はギターを片手に思い思いの曲を奏で、歌っていました。フロアーには地元の住民さんが楽しそうに曲を聴いていました。人口400人程度の小さな地区ですが、100名弱の方が出席して盛り上がっていました。診療所にかかっている方ともたくさんお会いしたのですが、みなさん診療所で見る表情とは違って、どことなくイキイキしているように見えました。私自身も楽しく参加してきました。
 写真は学生さん、家族と一緒に地元の道の駅で食べたランチです。ダチョウの肉でつくったハンバーグです。すぐ近くにダチョウが飼育されていました。
担当地域を歩く、地域を楽しむ、地域のイベントに参加してみる。そんなところも地域医療の醍醐味だなと思いました。

S3 小林只 in 青森「宣伝&活動報告」

S3六ケ所村尾駮診療所の小林只です。

ひな祭りの季節になりましたが、青森はまだ寒いです(笑)今年は家(社宅)が破壊されずになんとか生活できました(笑)

今回は、4月~6月の私の予定&宣伝&活動報告です。詳細は各HPへお願いします。

9月に、尾駮診療所所長 松岡先生と共著で「プライマリケア 地域医療の方法」メディカルサイエンス社 を出版しました。次は、単著で第2弾です。

1)4月に中外医学社http://www.chugaiigaku.jp/から、弘前大学総合診療部 加藤博之教授(監修) 小林只(著)で書籍が出版されます。
「使い倒せ!ポケットエコー~在宅・診療所の現場より~心臓・肺・腹部・胃瘻・経鼻経管・泌尿器・整形・褥瘡など(仮)」
うわさのGE社のVscanだけでなく、メディコスヒラタ社(国産)のUSBタイプのSeeMore、老舗の持田シーメンス社のAcusonP10の機能比較含めて、すべてポケットエコーの画像を使用しながら現場の知恵を記載しました。

closedな小さい講習会以外に、以下はopenな学会・研修会ですので、お近くにお住まいの方々で興味あればどうぞよろしくお願いいたします。

2)5月18、19日のプライマリケア連合学会  in仙台
演題2つ+日曜日に、GEとロシュ社の協賛のランチョンセミナーで講演します。
「医診伝心!Vscanとcobasで繋ぐクリニックと病院のスムーズな連携」
座長が救急の箕輪先生で、もう一人の演者は、東京ベイ ハートセンターの渡辺先生です。

3)6月1,2日 in 名古屋
超音波機能解剖研究会http://echoanatomy.web.fc2.com/で講演します。初の単独講演会です。
対象:柔整、鍼灸、リハビリ、医師など
1日:「局所療法を超えた治療家になろう!(仮)、ペイン全体の扱い~認知行動療法~地域診断まで」
2日:「筋痛症の罹患筋診断、エコー演習・実習」

4)6月8、9日 in 東京
第11回MPS(筋筋膜性疼痛症候群)研究会 学術集会 http://www.jmps.jp/で演題発表します。
対象:医師、歯科医師、針灸師、リハビリ、看護師、柔整、治療家全般
特別講演:慈恵医大ペインセンター 北原先生
私の演題「トータルペインの実践、局所療法~患者個人~地域まで(仮)」
MPSの診断治療の診療指針作成会議もopenに行います。

5)6月 22,23日 in高知 
第4回 体表解剖学研究会 全国研修会http://surface-anat.com/index.html で招待講演します。対象:リハビリ、医師など
23日:「セラピストに必要な超音波画像診断の基礎知識(仮)」