2014年8月22日金曜日

地域医療実習を終えて

岐阜県の揖斐郡北西部地域医療センターで実習させて頂きました、
大阪医科大学5年生の亀山はるかです。

「地域医療のススメ」ブログで久瀬診療所のおきざり実習に興味を持ち、夏休みを利用して1週間実習させていただきました。実際に訪問診療を行っている患者さん宅に数時間(時に宿泊も)”おきざられる”経験は、他の何によっても得ることのできない貴重な経験となりました。

「事件は外来で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と言うと、どこかの名言のようですが…() はじめは、知識、身体診察、その他多くのことに自信がなく、現場に行くのを恐れていた私ですが、たった1週間で、独りおきざられても患者さんやご家族からお話を伺い、診察を行い、少しですが判断もできるようになりました。それは先生方のむちゃぶりと手厚いサポートによるところも多大にありますが、何より実際に訪問診療に同行させていただいて、困っている人のために何とかしたいと奮い立たされたところが大きいと思います。

不調を訴えて外来に来られる患者さんは、夜も眠れなかったかもしれません。心配してご家族も夜眠れなかったかもしれません。その方はどのような家族構成のどのような役回りの方なのか、普段の生活は、ご近所付き合いは…。地域医療実習がなければ、気付かなかったこと、感じなかったこと、毎日多くのことを考えさせられ、多くのことを学びました。

お忙しい中、私の成長度に合わせ様々な気づき、勉強をさせてくださった、久瀬診療所、老健の皆様、
いつも学生を温かく受け入れ、激励の言葉までかけてくださった、患者さんご家族の皆様、
1週間本当にお世話になりました。

ぜひまた実習に伺いたいです。



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1 コメント:

「地域医療のススメ」研修生 さんのコメント...

かめちゃん、お疲れさまでした。
大阪に帰ってからも元気にされていますか?
1週間のうち、1日ずつ成長されていくかめちゃんは、本当に頼もしくて、私もとても刺激を受けました。
また久瀬に行けるといいですね。
医師になってからだとまたいろいろと別のことも見えてくると思います。

堀田紗代

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