2013年8月11日日曜日

家庭医療夏期セミナーで振り返りのワークショップをしました

修了生の揖斐川町春日診療所(岐阜県)の太田浩です
今日は、学生研修医のための家庭医療夏期セミナーでした
。春日、久瀬、上野原、米原など地域医療振興協会メンバーを中心に、大垣、千葉、青森のメンバーもいました。
振り返りに関するワークショップでした。
参加者みなさんに、印象に残った出来事をあげてもらい、それを基に振り返りをしてみました。実習、部活、バイトなんでもOKです。
うまくできるかなぁと少し心配しましたが、けっこう、盛り上がりました。
各班に講師がファシリテーターで入り、サポートしてくれたのが大きいですね。
私は全体の司会でした。振り返りをやってみるだけでなく、自分の環境でどうやったら、振り返りを実践できるかも考えてもらいました。
初期研修医2名と呼吸器内科の医師に「振り返り」に関する生の体験を語ってもらいました。初期研修で使えるよ、臓器別専門医になっても使えるというメッセージです。
初期研修医は、学生さんにとっては、数年後の自分の姿。身近な立場でずどんと響いたんじゃないかな
。臓器別専門医になっても、振り返りが使えるというのもいいメッセージだったと思います。理論解説も後輩にお願いし、私は、タイムキーパーが主な役目でした。
久瀬診療所で研修している後期研修医もフィードバックが上手でしたね。研修の効果が感じられました。
たくさんの学生さんと交流できたのもうれしいです。

今日のキーワード
批判しない、安全な環境。自己開示しやすい人間関係が大事。その人の性格に合わせてフィードバックする。世間話のようにやるとやりやすい。病棟への移動中に行う。看護師さん、リハビリスタッフとも振り返る。「○○さん(患者さん)で、お世話になりました。」お礼の言葉から始まる雑談が振り返りになる。振り返りをすることで、自分の意見が言えるようになる。呼吸器内科医でもつかえる。



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