2013年8月6日火曜日

伊東市民病院のハーフデイバックに行ってきました

研修修了生の太田浩です。
岐阜県の揖斐川町春日診療所に勤務しています

先日、伊東市民病院のハーフデイバックに行ってきました。
ハーフデイバックというのは、初期研修の2年間を通じて、週の半日、何科をローテートしていても、初期研修医が集まって、初期研修に必要な知識、地域医療に必要な知識を学ぶものです。

私は初期研修を伊東市民病院で過ごしました。
医師4年目の11月まで勤務していました。
退職してからもうすぐ5年ですね。早いものです。

今回、伊東市民病院のハーフデイバックの講師として呼んでいただきました。
家族志向型ケアについて話をしました。

家族志向型ケアという題材を通して、
研修医と研修卒業生
病院医療と診療所医療
が対比され、違うところもあるし、共通するところもありました。
そうした中から、いろいろな学びがあればうれしいなぁと思いました。
私自身も、7年前の自分、病院で勤務していた頃の自分を想い出し、振り返ることができました。

伊東市民病院、揖斐川町春日診療所。
ともに地域医療振興協会の施設です。
同じ法人で働く中で、今の施設、以前いた施設を行き来して、交流できるといいですね。
貴重な学びの場、交流の場であり、何よりも懐かしい場所です。

廊下を歩いていると、知ってる職員にあったり、知らない職員だったり。
実は、3月に新病院に建て替わって、ほとんどのものが変わってしまいました。
でも、同じ職員はいるし、研修センターのソファーやホワイトボードは一緒でしたね。
このソファーでよくうたた寝していました。
変わりゆくもの、変わらないもの、両方ありますね。

伊東市民病院は、隣りに老健があります。
みはらしという名前です。
病院の隣に老健があると、病院を退院した患者さんの一部は、退院後、その老健に行きます。
初期研修医に、「みはらしに、退院した患者さんを会いに行ってますか?」と聞くと、行っていないとのこと。
退院した患者さんに会いに行くと、元気にしてるとうれしいですよね。
病院では、パジャマでも、老健では、ふつうの服を着ています。
病院と違った顔がみれるはずです。
「みはらしに行ってみよう!」と呼びかけたら、さっそく、初期研修医1名が、退院して、老健にいった患者さんに会いに行ったそうです。
フットワーク軽い研修医は素敵ですね。
何を感じたか、聞いてみたいですね。

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