2013年12月2日月曜日

仮設、と言えど、住宅です

 大平@女川町地域医療センターです。

 町立病院から地域医療センターに移行して2年半。少しずつですが訪問診療や往診の機会が増えています。
 ただし、住民の過半数は仮設住まい…。皆さん工夫して暮らしていらっしゃるのですが、以前の住まいと比べれば、やはり不自由な事は確かなはずです。

 ここで最期を迎えるのは難しいか…そう思いながら仕事をしていましたが、中にはそれを望む方もいらっしゃいました。入院による安心感とはまた違った安堵感が、ここのような被災地・そして仮設住宅にも求められているのだと言う事を、改めて実感しています。


 ただしそれは、当然ではありますが、医師だけでできる事ではありません。他職種の方々や地域の皆さん、そして患者さんとその御家族の力があってこそ。日々感謝です。

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