2012年3月14日水曜日

恵那市とその周辺

昨日に引き続きましてシニア延長生の渡邉です。

今回は私の研修している土地の「恵那市」について紹介させていただきます。極力、他地域の方にも分かるように書きますので長文になってしまうであろうことをこの時点でお伝えします。
また、私個人の独断と偏見で書き上げますので、情報やお勧めに偏りがあるかもしれませんのでご承知ください。

恵那市と先に書いてしまいましたが、都道府県から書くのを忘れていました。県は岐阜県です。岐阜県についてまず説明をさせていただきます。
日本地図を思い浮かべていただければわかると思いますが、岐阜県は結構面積が広いです。
端から端まで行くのに2時間、いや3時間?とにかく距離があるため時間もかかります。
最近では名神自動車道・中央自動車道といった有名な路線以外にも東海北陸自動車道や東海環状自動車道といった比較的新しい路線もできてきており交通網は発達してきていますので、昔ほどの不便さはなくなっておりますがそれでも移動に時間を要します。
(ネガティブな印象から入ってしまいましたね・・・。岐阜県のみなさん、ごめんなさい)

岐阜県はそれだけ広大な土地のため地区が5つに分かれています。
岐阜・中濃・西濃・東濃・飛騨、と別れています。
それぞれの説明をするとかなり長くなってしまいますので割愛します。
恵那市はこの中の東濃地区に属します。
東濃地区は恵那市以外に、多治見市・土岐市・瑞浪市・中津川市があります。

恵那市の人口は5万5千人前後で、平成16年に旧・恵那市、岩村町、山岡町、明智町、上矢作町、串原町という市町村の合併によって現在の恵那市になりました。
基本的に山が多く、特に市街地は山に囲まれている、という印象です。
畑もまだまだ多く、冬季以外は農作業を中心に仕事をされている方も多いです。
交通網は市街地を中心に少しずつ整備されているのですが、そんな市街地でも少し外れると畑に囲まれており初夏の夜に歩いているとホタルを見つけることができたりもして自然を感じることもできます。

そんな恵那市にはいろいろと観光スポットがあります。
恵那峡:ちょっとした自然公園になっていたり、遊覧船での木曽川周遊もあります。近くには温泉もあります。
岩村城址:岩村町にある、日本100名城のひとつです。お酒に詳しい方は「女城主」というとピンとくるかもしれませんが、女城主で有名な城ですね。
農村景観日本一:これも岩村町にある、素晴らしい田園風景です。

以上は私の考える代表的なものですので、他にもあります。詳しくはこちらを参照ください。
植物・特産に関して。
ヒトツバタゴ:通称・なんじゃもんじゃ、とも言われます。5月~6月くらいにかけて白い花が咲いて、まるで雪が積もっているようにも見えます。


栗きんとん:一般的に「栗きんとん」って聞くと、正月のおせち料理を思い浮かべると思いますがそれとは違います。こちらは和菓子です。栗と砂糖を使って炊き上げた和菓子です。これは特に恵那が特産というわけではなく、中津川市を始めとした東濃地域で作られています。
有名なお店としては「川上屋」「すや」があります。シーズン時には、全国の百貨店に出店していると思いますので通りがかった際は試食もしくは購入していただければと思います。実際、私も東京に短期研修に出ている際に見つけて購入しました。
寒天:山岡町(今、私が診療所研修で訪れている町です)の名産として代表的なものです。実は日本一の生産量で、全国の約9割のシェアを誇っています。そのため、シーズンになると出稼ぎで他地域(県外)から来られる方もいるようです。

こんなところでしょうか。
あと、今年2012年の国体は開催地がここ岐阜県です。冬季大会のスタートはここ恵那市で開催されました!スピードスケート部門を恵那市のクリスタルパークというスケート場で開催されました。
それ以外に弓道部門も10月に恵那市で開催されます。

そのほか、周辺についてと書きましたが、市街地(旧恵那市)は東隣の中津川市と非常に近く、買い物や食事などで中津川に出かけることも少なくありません。中でも注目はリニア新幹線の駅が中津川市に作られるということで、様々な影響があると思います。
恵那市も土地として広い地域なのでどうしても全ての文化はカバーしきれずこのあたりで終わりにさせていただこうかと思います。

シニアレジデント内でも知られていない土地で様子が想像できない、と予想されましたのでまずはどのような土地かを感じてもらうためにこのような形式で書かせていただきました。
この記事を見て一人でも多くの方が恵那市に興味を持っていただければ、と思います。
質問、リクエストなどあればコメントを寄せていただければと思います。

2 コメント:

「地域医療のススメ」研修生 さんのコメント...

なんじゃもんじゃ,きれいですね~.  すがなみ

「地域医療のススメ」研修生 さんのコメント...

なんじゃもんじゃとは、なんじゃもんじゃという感じで不思議な名前ですね~(笑)弘田

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