2013年12月18日水曜日

感染症の勉強会


久しぶりの投稿です。修了生の横田です。

この週末は急に寒くなり、ニュースではインフルエンザやノロウイルスの流行が報道されています。今週になり私も数名の胃腸炎疑いの患者さんを診察しました。その中の1名はグループホーム入所中の患者さんでした。「先生、私たちはどのように対応すればいいでしょうか?」との質問を受け、思わずドキッとしました。これまで感染症が出ると、病院では感染症チームと病棟の看護師や上の先生が一生懸命話し合いや対策をして、自分はそれをどこか他人事?のように思っていたことに気づきました。その場は当座持ち合わせの知識をお伝えしましたが、後日勉強会を開催することを約束しました。

研修中の先生方と相談しながら、厚生労働省や感染症情報センターのホームページから情報を引出し、担当施設の実務にどのように当てはめていくかを考えました。所属施設で4月から感染対策委員になって、施設で訓練をしたことも自分にとってはいい経験になりました。

病気を診断して治療するということに加えて、地域や施設で感染の流行をいかに防ぐかということも地域の医師にとって重要な仕事です。



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