2017年9月28日木曜日

OHSU研修

ススメ3年目の呉です。7-8月にオレゴン健康科学大学OHSUで研修をしてきましたので、こちらのブログで共有したいと思います。
OHSUはアメリカ西海岸にあるオレゴン州最大都市であるポートランドにあります。今回はそちらのfamily medicineで2ヶ月間、都市部と僻地の病院・診療所を見学させていただきました。毎日がとても刺激的でしたが、中でも印象的だったことをいくつか挙げてみたいと思います。

・診療スタイル
基本的に外来受診は予約制で、日本のように外来待合室に人があふれているということはありませんでした。そのため一人にかける診察時間が長く、15-40分/人かけていました。診察終了時には”サマリー”を渡していて説明も十分にされている印象でした。

・予防/スクリーニング
日本では町や市が予防接種やがん検診の事業を行なっていますが、アメリカでは外来主治医がマネジメントしていました。またメンタルヘルスもしっかり行なっており、うつ病やアルコール依存のスクリーニングも定期的にされていました。

・ウィメンズヘルス
日本での産婦人科医に相当するのではないかと思うほどでした。診療所では妊婦検診やbirth controlを行い、病棟ではfamily medicineのチームでお産を行なっていました。特に驚いたのは避妊のうちのIUD留置をfamily medicineで行なっていることでした。ピルのように毎日服薬する必要がなく、向こうでは一般的にされているようです。

なんといっても今回の研修で一番有意義だったことはレジデントとの交流でした。日本でまずOHSUのレジデントや医学生と交流し、次に向こうで研修している姿を見ることができたのは大変貴重な体験でした。お互い同じfamily medicineのレジデントとして刺激し合えたと思います。
今回の学びや体験を活かし、また他のレジデントの先生方とも共有できればと思います。

 
 当直見学の時にみたポートランドの明け方

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