2012年2月19日日曜日

健康講和 年をとっても住み慣れた土地で過ごすために

研修修了生の太田浩です
岐阜県の揖斐川町春日診療所で勤務しています。
今回は、地区での健康講和を報告します

先週の木曜日に看護師さんに高齢者サロンで健康講和をしてもらいました。私は、1才半健診があったので、看護師さんにやってもらいました。
内容は私が考えて、看護師さんにやってもらいました。医師1人診療所ではマンパワーが限られるので看護師さんの地域ケアも重要になってきます。
看護師、社会福祉協議会職員、地域包括支援センター職員で行いました。

テーマは、「住み慣れた川合(地区名)で楽しく過ごすために」

 グループワーク
1、川合のどんなところが好きですか?

グループワーク
2、80代、90代になったら、どんなふうにすごしたいですか?

看護師の話
在宅で介護サービス、往診を受けて、最期を過ごされた方のお話

グループワーク3
看護師の話を聞いてどう思いましたか?

在宅サービスのひとこと解説
看護師 診療所ができること
ケアマネ 社会福祉協議会でできること
保健師 地域包括支援センターでできること

こんな内容でした。
笑いあり、涙ありの楽しい会だったようです。

事例選びを看護師に任せました。
古いカルテを引っ張り出して考えて、振り返りになったようです。
長年、地区で活動されていた保健師にも喜んでいただきました。

健康講和のまとめの部分は看護師に考えてもらいました。
・ささいなことでも自分の希望を伝えよう
・チームで支える安心感
・最期をどこで迎えるか、迎えさせたいかのきまりはない

とてもいいまとめのコメントでした

会を通じて、看護師が日々のケアを振り返り、地域のケアを行い、そして、住民との関係性を深めてくれました。

2 コメント:

日本プライマリ・ケア連合学会若手医師部会 さんのコメント...

すばらしいです。住民講話を通じて、スタッフのエンパワメントも得られたのですね。 みうらた

「地域医療のススメ」研修生 さんのコメント...

いいですね~。
医師の代わりにできる/やってくれるスタッフ、とどう連携とるか、にお願いするか・・・非常に重要なテーマと思います。

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