2013年2月12日火曜日

指導医講習会

揖斐川町春日診療所の太田浩です。
修了生です。後期研修を終えて、もうすぐ3年です。
修了生の近況ということで、ブログに投稿してみました。

2月2日、3日に、東京ベイ浦安市川医療センターで指導医講習会がありました。
初期研修受け入れのための指導医講習会です。
私は、昨年に受講し、今年は、タスクフォースといって、運営のお手伝いでした。
まぁ、グループディスカッションのファシリテーターですね。

地域医療振興協会主催で、地域医療振興協会の医師の参加でした。
様々な病院、診療所から総合内科医、腎臓内科医、救急医、産婦人科医、家庭医と様々な医師、29名の参加でした。

多くの医師が、初期研修医教育のために、集まっていて、すごかったです。
参加した施設の医師は後期研修教育にも関わっていて、そういう意味では、地域医療のススメにとってもうれしいことです。
地域医療振興協会の教育の風土が広まっていくのは素晴らしいですね。

2日間缶詰でしたが、グループディスカッション、ロールプレイ、KJ法と、参加型の工夫が随所にみられました。

ここで印象に残った言葉

「責任感のない研修医の対応法は?」
責任を与える。責任を与えることで、はじめて、責任感が身につく

(去年の講習会ですが、すごい名言です)
「理想の初期研修医像は?」
2年では判断できない。長い目でみてあげよう。

他にも名言がたくさんありました。
うれしく思うと同時に、とても勉強になりました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした。
吉村先生、井上先生、はじめとするタスクフォースの皆さん、お疲れ様でした。
お世話になりました!

写真は、
「理想の研修医像」のKJ法のまとめです。
自己管理という根っこから、基本姿勢という幹が伸び、
そこから、接遇、安全管理、学習態度、コミュニケーション、チーム医療と言う枝が伸びています。
(まずは、知識、技術よりも態度を学べという感じになっています)
葉っぱも書いてください!って、お願いしたら、葉っぱだけでなく、りんごも書いてくれました。
研修医が教育という栄養でいい果実をみのらせますように・・・
みえるかな??

2 コメント:

「地域医療のススメ」研修生 さんのコメント...

自己管理、基本姿勢…確かに大事だなと思いました。
理想の「研修医」像、だけではなく、理想の「医師」像そのものだとも感じました。
指導の前に、自らがお手本とならなければならない…私の施設には初期研修医が来ることはほどんどありませんが、自分自身の医師としてのあり方について再考させられました。
(おおひら)

「地域医療のススメ」研修生 さんのコメント...

長い目でみてあげよう。
これはありがたいおことばです。
ありがとうございます。
すがなみ

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