2016年5月3日火曜日

家庭医の家庭

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初めまして。ススメ専攻医一年目の佐々木貫太郎です。

今私は、東京都北区にある東京北医療センターの小児科で研修をしています。

日々の過ごし方は、病棟管理(気管支喘息や胃腸炎、肺炎などcommonな病気が多い)や予防接種、健診などなど、様々な業務をしっかり指導されながらやっていく毎日です。



私は、この3月までは広島県で仕事をしていました。そして11年ぶりに東京に帰ってきました。

昔、東京から出ていくときは、どこにでもいるただの学生でしたが、帰ってきた自分は、結婚して子供がいて、そして医師になっていて、昔とは全く違う状態となっています。

東京に昔住んでいたものの、状態が全く違うため、専攻医として働くことは不安で一杯でしたが、ススメのプログラムは、まだ一カ月しか経験していませんが、サポートがしっかりしているため、専門医やスキルを身につけることに対する不安は解消されてきたと思います。

しかし、家庭を持ちながら専攻医を行うことの不安はなかなか解消されません。子供の教育、家族同士の付き合い、見知らぬ土地に行くと発生する不安を拭うことはなかなか難しそうです。研修を始めて、家族に多大なる不安や迷惑をかけていることに気付き、家族にも迷惑をなるべくかけないように、気を引き締めて研修していかないといけないと思いました。

今後は家庭医の勉強を行いつつ、家族がいる人のキャリヤ変更にも柔軟にアドバイスできる家庭医、先輩になれるように精進しようと思います。
 

と、ブログに決意表明を書いてみました。

同期、先輩専攻医の先生方、指導医の先生方、これからも宜しくお願いします。



地域医療型ブログラム「地域医療のススメ」はこちらから >>

1 コメント:

Unknown さんのコメント...

佐々木先生

湯沢町保健医療センター井上です。
研修お疲れさまです。

ご家族の問題は誰しも経験する問題で、当たり前ですがそれぞれのご家庭によって事情も違うし、対応が違うなというのが、今までプログラムを運営してきて感じることです。
先生ご自身の研修だけでなく、ご家族の事情にも配慮しながら研修を進めていけるように考えていきますので、遠慮なく相談してください。

色々な家族の状況も配慮できるというのは、総合診療や地域医療を行う医師に必要なスキルです。患者さんの色々なご家庭を見て対応する中で、学ぶことは非常に多いと思います。

ススメの修了生もみなさん、ご家族のことを考えてキャリアを考えておられます。ぜひ色々と相談してみてください。
先生だけでなく、ご家族も満足できる研修になるように頑張りましょう!

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