2016年6月15日水曜日

第7回プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加してきました!

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今年度「地域医療のススメ」のチーフレジデントを務めております上野原市立病院の田邉紗代です。
先週末、浅草で行われた日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加してきましたので、振り返りながらブログに書き込ませていただきます。よろしくお願いします。

まず今回は、Jadecomの台東区立台東病院の山田先生が大会長だったこともあり、ススメの専攻医、修了生、指導医の先生方の発表がたくさんあったことが印象的でした。ポスター会場をあちこち移動して、できる限り先生方の発表を聞かせていただきました。S1S2の先生方も立派な発表をされていて、私自身とても刺激になりました。また、参加者の方が、ススメ専攻医のポスターをじっくりと読まれているところを見て嬉しくなる場面もありました。

本部の方が写真を撮ってくださいました。
ほとんどのポスター貼ってくださった
井上先生、ありがとうございました。


自分自身の発表は、病院医師が在宅医と連携して自宅での看取りにつなげたというありきたりですが、SNSサイボウズLiveを使ってうまく連携したことに焦点を当ててまとめたものでした。思っていた以上に多くの質問をいただき、なかなか多職種でSNSへの参加者を増やすことができず困っている先生がおられることがわかりました。上野原でも同様なので、共有できたのもよかったように思います。今後はもっと、長期的なデータや住民アンケートをとるなど内容の濃い発表ができればと思っています。


冬季セミナーのときの写真です。

また、その発表は、今年2月に行われたプライマリ・ケア連合学会の冬季セミナーで、シティータワー診療所の島崎先生のWSのファシリテーターの手伝わせていただいたときの経験が、大いに役立ちました。この時も在宅の病診連携の話で、病院医師としての役割をしっかりと認識することが大切だと学びました。島崎先生、この場をお借りしてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。




また今回は、ポスター発表の座長という初めての経験もさせていただきました。事前に抄録を読み、質問を準備して挑みました。午前中の最初のセッションで、時間通りに終わらせるというタイムキーパーの役割は十分果たせましたが、緊張もしていてあまりじっくりとその場で発表を聞くことができなかったことが反省点としてありました。また、質問はいくつか出たのですが、もっと活発な議論ができるよう上手に質問を投げかけられるようにしたいと思いました。

あと個人的には、2日目のOHSU reunion lunchでご無沙汰となってしまっていた先生方、お世話になった方々に会えたのがとても嬉しかったです。今後も多くの専攻医の先生が、OHSUをはじめ海外研修に行かれたらいいと思います。あとは、Jadecom外の方との交流が持てたことも貴重な経験でした。2月の冬季セミナーで島崎先生とさせていただいたWSに参加してくれた他施設の先生に声をかけていただき意見交換をしたり、懇親会でたまたまお話しした調剤薬局の薬剤師さんの発表を翌日見に行ったりできました。


このような素晴らしい機会を作ってくださった台東区立台東病院の山田先生、そして杉田先生をはじめとする実行委員の先生方にこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。来年度以降も積極的にススメ専攻医、修了生が参加していけるといいと思います。また、今回の学会を機に、Jadecom「地域医療のススメ」に多くの方が興味を持っていただけたら嬉しく思います。





2 コメント:

Unknown さんのコメント...

田邉先生

湯沢町保健医療センター井上です。
学会のレポートありがとうございます。先生は今回発表に座長にと大活躍でしたね。先生の中でいい経験になったことと思います。座長の経験などは後輩に伝えていただければと思います。
私も専攻医の先生方の発表を見させていただきましたが、皆さんしっかりと発表されていて、素晴らしいなあと思いました。
自分が同じ学年の頃はなかなかそうはいかなかったものです。

先生も書かれているように是非来年香川でも同じようにススメの専攻医の皆さんの発表がたくさん聞かれるといいなと思いました。

また来年に向けて新しいネタを探していきましょう!

Unknown さんのコメント...

井上先生、コメントどうもありがとうございます!私も専攻医の先生方の積極性にはびっくりしました。発表の内容もしっかりしていて、この流れをぜひ来年以降もキープし続けられたらいいと思います。

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