2013年6月9日日曜日

指導医のサイトビジット報告(東京・奈良編)

湯沢町保健医療センター井上です。

6月1~2日と「地域医療のススメ」の年度頭のミーティングが行われました。
シニアレジデントだけでなく指導医や興味があって参加してくれた協会ジュニアレジデントの「思いのたけ発表会」、メンターから名称を変えたスーパーバイザーとレジデントの顔合わせと、ちょっと遅くなりましたが今年度の目標設定も行われました。
久しぶりに全員が集まっていろいろと話ができたいい機会でした。

さてそれをうけた訳ではないのですが、4日に東京北社会保険病院、5日に市立奈良病院にサイトビジットに出かけてきました。今回は以前までの地域の施設ではなく、都市部の基幹型研修病院です。
4日は東京北社会保険病院で小児科研修中の堀田先生、救急研修中の望月先生とお話をしてきました。東京北社会保険病院は湯沢からも行きやすく、時々お邪魔している病院です。ジュニアレジデントもフルマッチを続けている人気研修病院です。「地域医療のススメ」のレジデントも総合診療科、小児科、放射線科、皮膚科、整形外科などで研修にお世話になっています。初期研修が東京北社会保険病院で、その後「地域医療のススメ」のプログラムに入ってくるレジデントもいるので非常に関連のある病院です。
当日はサイトビジットだけでなく、私の勤務する湯沢町保健医療センターで地域医療研修をした元ジュニアレジデント(今はシニアやスタッフになっておられますが)にもお会いする事ができて良かったです。

翌日5日は市立奈良病院のサイトビジットに出かけてきました。
奈良に行く前に、京都にできた地域医療振興協会の新しい西日本事務所を見学してきました。是非一度「地域医療のススメ」のミーティングを事務所の会議室でやってみたいと思いました。
お昼は学生時代(私は京都大学の卒業で学生時代6年間京都に下宿していました)によく行っていたお好み焼き屋さんに行って来ました。20年たっても変わらない、おいしいお好み焼きでした。

さて市立奈良病院ですが、今年の1月に新病棟が出来上がったばかりです。景観に配慮されて5階建ての低めの高さで屋根も瓦屋根?をイメージしたような形です。まだ全てが完成しておらず一部工事がつづいていますが、診療はすべて新病棟で行われています。すべて完成するのは来年の4月とのことでした。
市立奈良病院の新病棟
市立奈良病院で研修中の漆原先生も小児科研修中。経験している疾患等も東京北社会保険病院とほとんど変わらないようでした。市立奈良病院での「地域医療のススメ」レジデントの小児科研修は漆原先生で二人目になるのですが、今後も指導医の先生と連絡をとりながら進めていきたいと思いました。
市立奈良病院も関西で人気の研修病院です。初期研修医も多く、活気があるなと感じました。

「地域医療のススメ」は全国にある協会の施設を使って研修をしています。
全国の施設の指導医の先生達に支えられていることを実感したサイトビジットでした。

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