2017年6月14日水曜日

日光より はじめまして。


 「地域医療のススメ」S1の川堀と申します。相乗りの形で2年間初期研修をした東京北医療センターにも、総合診療科の後期研修医1年目として所属させて頂いています。

 今は栃木県の日光市民病院でお世話になっています。一応支援という形で、同じくススメ同期の横田と来ているのですが、2人とも4月に3年目になったばかりで、戦力としては頼りなくて申し訳ないね、と2人でよく話しています。そんな不安な気持ちを市民病院の小池先生に打ち明けると「いやいや。頭数だよ、ははは」と笑い飛ばして下さいました(笑)。
先生方がいつでも相談しやすい雰囲気を出して下さるので、1人での全科当直中でも、日中の外来中でも、本当に不安な時は先輩の先生方に相談します。自分で解決できるようもっと力をつけねばと思いつつも、医療はチームで成るということを実感し、そんな空気を作って下さる先生方に心から感謝します。自分もいつかはそういう場を作る側になろうと思います。いつも一緒に働いて下さるコメディカル・スタッフの皆さんも本当にプロフェッショナルで素敵な方ばかりです。3ヶ月限定(7月からは東京北医療センターの総合診療科で研修の予定)ですが、ススメ専攻医のスタートをここで切ることが出来て本当に幸運だったと思っています。
 日光では診療の知識や技術だけでなく、「とにかく患者さんを診にいけ」「大事なことはベッドサイドで患者さんが教えてくれる」など、医師として大切なことを教えて頂いていると思います。仕事終わりに先生方と飲みやご飯に行くのも楽しみの一つです。
 話は変わりますが、この前患者さんに「先生、詩をかいたの」と見せてもらいました。そのままの転載は控えますが、「足腰を痛めて二本杖でも足りない、人生は長い道 病室からのそよ風が道しるべ」という内容の素敵な詩でした。難聴と認知症でコミュニケーションが取りづらいなあと思っていた方でしたが、こんな世界が見えていたのだと驚き、コミュニケーションが難しいと自分で勝手に思い込んでいたことを反省しました。認知症や意識状態などは医療者側が決める客観的なスケールでしかなく、それで「話しても理解が出来ない人」と決めつけるのはとても失礼なことだと思います。
 「優しいふりをしている人は患者さんにすぐに伝わる」これも以前小池先生が仰っていたことです。患者さんに主観的に寄り添うにはどうすればいいか、まだまだ試行錯誤と修行が必要だと思いました。

 長くなってしまいましたが、これからも自分が理想とする家庭医を目指して一歩一歩地道に進んでいきたいと思います。


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1 コメント:

井上陽介 さんのコメント...

湯沢町保健医療センター井上です。
川堀先生研修お疲れ様です。日光楽しんでいますね!「大事なことはベッドサイドで患者さんが教えてくれる」っていい言葉ですね。本当にその通りだと思います。
患者さんの詩から先生が感じたこと、大事なことですよね。
色々と悩んだり、困ったりすることもあると思いますが、その度に色々と振り返りながら進んでいけば良いと思います。

これからも頑張ってください!

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