2013年5月18日土曜日

第4回プライマリケア学会

修了生の横田修一です。
仙台で開催された第4回プライマリケア学会に参加してきました。
この学会は地域の現場で頑張っている医療スタッフが、日常診療での取り組みや、業務上生じた疑問を調査した結果などを持ち寄って発表する学会です。
 私もできるだけ自分の取り組みを発表して地域での取り組みを情報発信するようにしていますが、これには2年前の学会で後輩が大会長から表彰を受けていたことに刺激された自分がいます。今回の発表テーマは救命センターで研修していた時に生じた高齢者の3次救急搬送の現状について調査した結果を発表しました。今回の発表を通じて思ったことは、自分が急変した時にどのような対応をしてもらいたいかということを元気なうちから考えて、親しい家族と共有しておくことが大切だなと思いました。地震の時の避難訓練とか、自分らしい生き方と死に方とかそんなことを考える時間があってもいいのかなと思っています。
  でも一方で、高齢者でも適切な対応がされたCPA患者が蘇生し社会復帰したケースもあって、私たちの役割はBLSの知識・技能の習得して、その知識や技術、そして治療の限界を住民さんや医療スタッフに伝えていくことも大切だなと感じました。さっそく自分の担当する地域で取り組みを始めていきたいと思います。
 発表の時にうれしかったこと、発表が終わるとフロアーから拍手がでたこと(今までの学会では拍手を受けたことがあまりなかった・・・)、同じプログラムで研修してきた仲間や後輩が発表を聞きに来てくれたこと、そして指導医の先生が忙しい中会場に駆けつけて見守ってくれたこと。

 発表が終わって外にでると青葉、広瀬川に映える夕日がきれいでした。
 仙台といえば、牛タン、笹かまぼこ、ずんだもち、萩の月しっかり舌鼓をうってきました。
 ちょっと食べすぎたかな・・・
 

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