卒後5年目の富田です。
市立奈良病院 総合診療科の近況をお伝えしたいと思います。
まず市立奈良病院は2年前に立て替わったばかりの330床程度のきれいな病院で、東大寺や奈良公園のすぐそばにあり、まわりの環境は落ち着いていて、大阪・京都までもすぐに行けますし、住むには割といい感じのところにあります。
ここ最近、人数が増えたり減ったり減ったりと変動をしていますが、現在、10人の医師が総合診療科には在籍していて、今月からは奈良医大総合診療科の5年目の先生が研修に来てくれました。
業務は昨年度までは交代で救急対応をしながら入院患者も受け持って診ていましたが、今年度からは入院患者は病棟チーム、救急対応は救急チームと業務を分けて行っています。4カ月程度で後期研修医はローテートするようになっており、いづれかに専念して業務ができるようになっています。
病棟チームではだいたい20-30人程度の入院患者を診ています。毎日、朝にまずカンファレンスして、その後、新規入院や急性期患者の回診をして、夕方にも簡単にカンファレンスをするようにして担当患者だけでなくチーム全体で入院患者を把握できるようにしています。井上先生も旅立たれ先月までは4人で診ていて一人かけると割と大変な状況でした。
救急チームは入院患者は診ませんが外来・当直回数は多くなり、救急対応に加えて、日勤帯ではドクターカーで出動したりもしています。
昼にはご飯を食べながらの勉強会したり、夕方には5分間スピーチといって趣味のことなど自由なテーマで話しをする時間があったりと、これは割と楽しかったりします。
簡単ですが、だいたいこんな感じで市立奈良病院 総合診療科では過ごしています。
下の写真は、シルバーウィークに行った奈良の奥地 天川村・十津川村に行った時の写真です。アクセスはかなり悪いですが、思ったよりもたくさんの観光客で賑わってました。
天川村の温泉旅館街とみたらい渓谷
1 コメント:
冨田先生
湯沢町保健医療センター井上です。研修お疲れ様です。
総合診療科の業務分担、なるほどと思いました。それぞれの業務に特化することで、負担はあるとしても少なくでき、また忙しすぎることで発生するリスクも減らせるのでしょうね。
夕方の5分間スピーチ楽しそうですね。1日一人のペースなのでしょうか?
お互いのことがよくわかってチームの雰囲気がよくなりそうな企画ですね。
天川村、十津川村私もまだ行ってことがないです。時間ができたらぜひ行ってみたいですね。温泉旅館いい雰囲気が伝わってきます。紅葉時期は綺麗なのでしょうね。
先生の行かれた吊り橋、怖そうですね・・・。一度わたってみたいような、みたくないような・・・・。想像しただけでなんとなく手にじっとり汗がでます。
先生は渡られたのでしょうか。また感想を教えてください。
私のいる湯沢町もあと2週間で紅葉の季節になります。
ぜひ皆さん紅葉と美味しい南魚沼産コシヒカリの新米を味わいにおいでください。
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