後期研修医の井上博人です。
みなさま、どのようにお過ごしでしょうか?
青森県では朝晩冷え込みで暖房をつけようか悩むくらいで、
そろそろ紅葉のシーズンです。
六ヶ所村にやってきて、3ヶ月とにかくバタバタと色んなことがあり、
多くの経験をさせてもらい、奈良から引っ越してきたのがずっと前の様に感じています。
この3ヶ月で自分がどの程度成長しているのかは分かりませんが、
この頃、緩和や終末期に対して考える機会が増え、救急疾患がメインであった所から
自分のスタンスが変わってきている様に思います。
研修と言えば、OHSUからの留学生(Jadeさん)が六ヶ所村に来られていました。
そもそも、英語の苦手意識が有りまくる僕ですが、突然のムチャ振りからJadeさんとママチャリで「おもてなし@東京」する事となりました。
あまりよく知らない土地を地図を片手に、Jadeさんの行きたい所へと案内しました。何だかんだで工夫し、自分の英語力のなさに申し訳ないと思いながらも皇居前をチャリで爆走したり、マニアックな自転車屋さんへ行ったり、それなりに楽しんで貰えたのではないかと思います。
(井上先生、調先生はじめ他の多くの皆様ご迷惑をおかけしてしまい、
大変申し訳ございませんでした。)
六ヶ所村にやってきてからも、Jadeさんはパワフルで、高校の養護教諭の先生と
日本の性教育について議論したり、老健施設の敬老会や日々の外来や訪問診察など
いろんな事を見て感じてもらえたと思います。
僕の方も、英語を駆使する機会が多く得られただけでなく、
普段、気に留めていなかったようなことに対して、
Jadeさんが質問してくるので(苦笑)
改めて、自分のやっている事って何なのかを考えさせられたと思います。
内心、もうこりごりと思いながらも、
次に海外から研修生が来た時はどうしようか?
なんて少し楽しみに考えたりもしていたりします。
六ヶ所村はこれから冬へと突入していきますが、さらに良い経験が出来ればと思います
ママチャリで駆け抜ける東京と明治神宮での自撮り
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2 コメント:
井上博人先生
湯沢町保健医療センター井上です。
研修頑張っておられますね。セッティングの違いでスタンスがかわることを気付きながらの研修素晴らしいと思います。一つの場所での医療の時間が長くなるとまた色々と気づくこともでてくると思います。
ぜひそのあたりも感じてみてもらえるとよいと思います。
Jadeさん、ありがとうございました。先生の英語力も相当upされたのではないかと思いますし、外国の方と話すハードルが下がったのではないかと思います。
いつか先生も逆にOHSUに行って、Jadeさんに案内してもらうといいですね。
寒くなってくると思いますので、風邪をひかないように気をつけて研修をしてください。
Wonderfull, greeting from Belgium.
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