2020年6月23日火曜日

WEBで研修体感企画「研修医日記」(月間地域医学2018年9月号より)






今年度より「地域医療のススメ」所属となりました,小山元気と申します.4月からは,東京ベイ・浦安市川医療センターの救急部にて3ヵ月間お世話になりました.その後7月からは練馬光が丘病院の総合診療科でお世話になっています. 短期間で研修場所を転々とするのがこのプログラムの特色でもありますが,なかなか腰を落ち着かせられる場所がなく移動を強いられるのも大変なように思えます.またここ最近は,新しい職場に慣れること,その中でうまく立ち回れるように専ら自分の中でリズムを作ることに精一杯な毎日です. そんな日々の中でよくこのように思います:どこに行っても,職場ごとの流儀,お作法,そういった類のものに,恐らく今後も多々出会うのだと.その時にまず自分ができることとして,なるべく早くその場に慣れて,その場の一員として貢献する.これくらいだろうと思っています. もちろん流儀や作法にとどまらず,これは広く言えばその地域で行われている医療に関しても,同じように慣れていき,その一員として貢献していくこととしても言い換えられるでしょう.そしてそのこと自体が,私のような地域に根差して活躍をしたいと考える者にとっては重要なのだと考えています. ただ,今後の高齢化・少子化の未来を描く中で,言い換えれば既存の地域医療をつくる歯車の中で,間を縫ってスムーズになるように作用する潤滑油のような役割を果たしながらも,今後もその地域が存続できるような方法を模索していきたいとも思うのです. このまま人口が減少していった先の日本で,現状のような生活を維持できるほどに存続できるかどうか,もしそうでないならどのように続いていくことができるのか.このように考えると,日本全国各地域での人の活動の支えとして,地域ごとに展開される地域医療から変わっていくことが大事なのではないかと考えています

医師、NDC、歯科衛生士と多職種連携(?)飲み会

一方,では地域医療とは何かと問われると, その対象自体が一定ではなくその時その場で変わりうる以上,的確な答えを述べるのは難しいように思います.しかし,現状でそれら地域医療を包含している“日本の医療”については,今後大まかにどういったものにしていくのかを決められると思います.このとき,大きな視点での日本の医療と,一方の構成要素である小さな視点での日本の地域の医療とが,それぞれバランスよく歩み寄った形になるの が望ましいのだと思います. 私の好きな言葉に中庸というものがあります.何事も極端でなく行き過ぎない程度で,丁度いいところに行きついた,そんな状態を指す言葉です.きっと物事のすべては同じように極端な状態を考えられると思いますが,そこで極端にならず,ただそれらの中間でもなく,その場にふさわしい状態があるものなのだと思い ます.それは関係している物事のうち, 考えられるものをなるべく多く考えたときにたどり着くことが出来るのだと思っています. 今後私はさまざまな地域での医療を経験していくことになるでしょう.その中で今後の日本の向かう先を大きく考えながら,その地域で自分がどのように貢献できるのか,それを念頭に置きながら頑張っていきたいと思います.その過程の中で,これから訪れる地域の方々と出会えることが,とても楽しみです.
練馬光が丘病院内科Bチーム!

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